4種類の土を練り込み、手びねりで仕上げた抹茶盌です。備前土の味わい深さを表現するため、上品なヒダスキで焼成。指先から、微細な土の粒子の肌触りも感じられます。見込みには長石系の白釉を施しており、伝統に新たな手法でアプローチしながら、備前の魅力を注ぎ込みました。ヒダスキの赤と内面の白が美しく調和しています。
サイズ
径 12.1cm 高さ 8cm
木箱
品番 SF21SS003A
作家 Artist
美術全般を学んだのち陶芸の道に入り、橋本和哉氏に師事。歴史ある備前焼の「用の美」の魅力を伝えながら、日常生活に創造性を添える作品作りを続けている。